皆さん英語で雑談していて、困ったことはありませんか?英語を上達するにもネイティヴの方や英語上級者の方との会話はとても重要です。
雑談から色んなチャンスが生まれてくるのは日本でも海外でも変わりはありません。私がはじめてオーストラリアに行った時は、全く外国の友達ができませんでしたが、たまたまバーで知り合った人達と雑談をしていると、気づいたら沢山の友人ができていました。
海外で沢山の人と話していると、日本人と外国人の細かな違いがわかってきます。日本人同士で話すのと同じ感覚で話していると”自己主張が少ない人”や”とてもシャイな人”のように思われてしまうかもしれませんしね。
そこで今回は、外国人が相手でももっと自然に雑談ができるようになる、重要なポイントをご紹介します!
誰でもできる英語の雑談力をあげる10のポイント
隙間言葉を使う
隙間言葉は英語で”Fillers”と言います。日本語でも、次の言葉が出てこなかったりすると「えーと」「そうだなぁ」など会話の隙間を埋めるための意味のない言葉を使います。例えば、
- So 「だから」
- like 「たとえば」
- You know 「ご存知の通り」
などなど、英語でも同様に次の言葉が出てこなかったりすると隙間言葉を使いますし、自然と間をもたせることができネイティブぽさが増します。ただし、あまり使いすぎるとただ単に喋れてないだけになりますので使用頻度にはご注意ください。
理解できなかった質問をもう一度聞く
一対一の場面なら相手が言った言葉を理解できていない場合、もう一度聞いたりすることができますが
複数人で雑談をしていた場合は聞く暇もないときがあります。しかし、これを繰り返していると聞かない癖がついてしまうのでわからなかったら直ぐに聞き直すようにしましょう。
聞き直す時は、こんな表現をよく使います。
- Excuse me「すいません、何て言いました?」
- Sorry?「ごめん、何て言った?」
- Could you say that again?「もう一回言ってもらえませんか?」
私自身、話の流れを止めないようにわからないことがあってもなんとなくで済ませていた時期がありました。しかしそこで放置せずにわからないことを聞くことで新たな話題も生まれたり自分のボキャブラリーを増やすことができます。ぜひ一歩踏み出して聞いてみましょう!
オーバーに返事してみる
相手への返し言葉をいつもより多めにするということです。人は自分がなにか良かったことを誰かに話しかけてリアクションが大きければ大きいほどついつい長話してしまいます。英語での雑談が続かないという方は、返事が短くまとまりすぎてませんか?
A:I’m gonna be a Dad「俺もうすぐパパになるんだ」
B: That’s good! 「良かったね!」
でも十分良いのですが、 雑談力をあげるにはもう一捻りしたいところ
B:Wow, That’s great! I’m so proud of you!
「わぉ!すごいじゃない!僕も嬉しいよ!」
大分良くなりましたね! しかしこれだけではThank youと言われてお終いです
B:Wow, That’s great! When is your baby due?
「わぉ!すごいじゃない!いつ生まれるの?」
これで完璧です!後半に疑問文で終わることで会話に広がりがでてきています。
良くも悪くも日本人はあまり感情をださない文化といわれています。外国人の方と喋るときは、多少大げさにしてみると雑談がもっと楽しくなりますのでぜひお試しください!
YesかNoかハッキリさせる
なにかを聞かれたときにyesでもnoでもなくso-soと返事をしているかた結構多いと思います。日本語にすると「まぁまぁ」という意味ですがこれを海外で使っていると結構問題になる気がします。あくまで私の意見ですが、so-soを使っていると自分の意見を持っていないとも思われてしまうので、注意が必要です。良いならgoodそうでないならnot badという風に使い分けてみてください。
- maybe 「たぶんね」
- so-so「まぁまぁ」
- I think so「そう思うけど」
これらはあまり多用すると意思がないように思われてしまうので、気をつけましょう。
別の表現におきかえて話す(パラフレーズする)
なにかを言い現わしたいけど、ボキャブラリーが無いから言い現わせない!別の表現をすれば、中学生レベルの英語でも十分に海外で生活できます。TOEICや英検で使う難しい単語を覚えることよりも今知っている単語を100%使いこなせるようにすることが英語をペラペラ喋れるようになる近道です。
例えば、「食べ物が腐る」を英語で言えますか?
そのまま直訳すると、例えば”It got rotten“などとなりますが、これは”rotten”「腐る」という英単語を知らなければいけませんね。でも、中学生レベルの単語で表現するなら”It goes bad“でいいんです。意外と簡単でしょう?
パラフレーズのスキルは英会話でもかなり大事なポイントなので、ぜひ意識して練習してみてください!
日本語から訳さない
英語で話すことに慣れていないと日本語で考えた文章を英語に直して喋りますよね。しかも日本語を訳していると、どうしても文章が長くなりがちです。
もっと上手に喋るためには、英語を英語で考えるようにすればよいです。レスポンスも早くなりますし、一度この癖を身につければたとえ日本で英語に触れる機会が少なくなっても英語が喋れなくなるということはないはずです。
もちろんこれは練習が必要であり、中級以上になってくると出来ることです。しかし、これが出来るようになると一気に英会話など英語の勉強は面白くなってきますので、ぜひそこまで頑張ってみてください。
英語で冗談を言ってみる
時には冗談を言ってみるのもとても大事です。私は日本でもそんなに冗談を言えるタイプではないので、これには苦労しました。そんなに大きな笑いをとるための冗談ではなくクスッと笑える程度のネタをあらかじめ用意しておくとよいと思います。
Fワードを使ってみる
F
さすがに何でもかんでもF
正しいF
参考記事:正しいfu◯kの使い方!?教科書は絶対教えてくれないネイティブ英語を学べる参考書5選
とにかく相手を褒める
皆さんは異性と話している時に、相手の服装や装飾品、髪型などを褒めたりしていますか?雑談力とは、”気づく力”とも言えます。たとえ相手との接点がなくても、相手の服装や装飾品を褒めることでその人との雑談が始まるチャンスになります。特に英語圏では相手のことを褒めるのはもはや挨拶みたいなものなので、気後れせずガンガン褒めましょう!
例えば日本では刺青を褒めるということは、ほとんど無いと思いますが海外ではタトゥーの柄を褒めるということをよく目にします。もし外国人の方でタトゥーを持っている人がいたら褒めてあげることで、雑談のキッカケになるかもしれません。
ご自身の”気づく力”を伸ばすためにも積極的に人の何か褒めると自然と雑談のネタが沢山あることにきずくはずです。
自分の得意分野に話を持っていく
自分が好きな領域についての話題は、たとえ総合的なボキャブラリーが乏しくてもそれ以上の専門的な用語を知っていたりするものです。もし雑談をしていて、チャンスがあれば自分の得意分野に話の流れを持っていくことで今以上の実力が発揮できます。
私自身はデジタル用品について色々詳しかったので、たとえ専門用語がでてきても困ることは、ほとんどありませんでした。自分の得意な話であれば、積極的に意見も言いやすいですし友達もできやすいはずです。
最近は映画を使った英会話フレーズを勉強できる本などもあるので、趣味など好きな領域のことから始めてみましょう。
英会話で相手と仲良くなるために欠かせないのが何気ないことを話す”雑談”ですが、実際にやると何から話しはじめれば良いのかわからないものじゃないでしょうか。
私も海外で働いていたときは、職場のネイティヴの同僚と楽しく話しをするために”もっと英語を勉強しないと”と思っていましたが、それは間違いでした。そこで今回は、雑談が劇的にやりやすくなる6つのテクニックをご紹介します!
英語で雑談を上手にこなすための6つの英会話テクニック
笑顔できっかけをつかもう
まず大事なのは、実は言葉じゃありません!話のきっかけは笑顔であいさつするところから始まります。誰も不満そうな人とは、あまり話しをしたく無いですよね。
そして話しをしてる最中も笑顔はキープです!全てのスモールトークは笑顔で”Hi”からはじまりますが、笑顔でHiと話しかけるだけでグッと相手との距離感が縮まり、会話が弾みやすくなるものです。
- Hi, how are you?
- Hi, It’s good day!
- Hi, how’s going?
などなど、よくある英語の挨拶もまずは笑顔でスタートさせましょう!
相づちを使って相手の話を聞こう
雑談ををするというと英語を喋るということに重点を置くと思われるかもしれませんが、たくさん喋る必要は全くありません。むしろ相手の話に耳をかたむけて聞いてあげることが大事だったりします。
- Uh-huh. (うんうん)
- Sure.(なるほどね)
- Exactly.(確かにね)
などなど、簡単でいいので相づちを打つクセができると相手も「あ、この人は話を分かってくれているのだ」と思ってくれます。もちろん分からない部分は”Sorry?”などと聞き返してOKです。
自分が話す前に、聞いてあげることもコミュニケーションなのだと忘れないでおきましょう!
相手の何かをちょっと大げさに褒めてみよう
何を話していいか分からない時は、まず相手の服装や髪型、腕時計、服や靴など何でも良いので自分が良いなと思ったものを褒めてみることがオススメです。
- You look nice!(今日ステキだね!)
- Your jacket is so cool!(ジャケットかっこいいね!)
- Your hairstyle is totally cute!(髪型かわいいね!)
などなど、続いて“Where did you get that?”など聞いてみるのもいいかもしれません。外見は変化がわかりやすいので、会話のきっかけ作りには最適です。話し相手も褒められると、会話も弾むものです。
共通の話題(天気や音楽など)について話そう
誰もが知っている共通の話題といえば天気の話題ですね。どうでもいい話題かもしれませんがそのどうでもいい話題こそが雑談には大事です。
他にも流行りの曲や話題のアーティストなど、ふとした会話から別の話題がでてくることもよくありますね。とにかく共通の話題を話してみることです。
- It’s nice day today.(今日はいい気候だね)
- It was terrible weather yesterday.(昨日はひどい天気だったね)
- Do you know this cool song?(このかっこいい曲知ってる?)
ちょっと自分をさらけ出してみる
共通の話題で突破口を開いたら、次は少しだけ自分のことを会話に付け加えるようにしてみましょう。例えば、昨日はひどい天気だったことについて話すのであれば、
- It was terrible weather → So, I couldn’t go surfing yesterday.(昨日はひどい天気だったからサーフィンに行けなかったんだ)
- Do you know this cool song? → This is included Aerosmith’s new album.(このかっこいい曲知ってる?エアロスミスの新しいアルバムに入ってるんだよ)
などなど、共通の話題に関する自分が経験したことを会話に足してあげるとより会話に広が出て相手も興味を持ちやすくなります。一般的なことから自分のことにつなげると、相手も自分のことを話してくれるので会話も弾んでくるので会話が楽しくなってくるでしょう。
別れのあいさつは名残惜しそうに言おう
終わりよければ全て良し、また話したいと思わせるような別れ方をみていきましょう。別れの挨拶をする前に、もっと話したいけど行かなくちゃ、という気持ちを伝えるとワンクッションおけるので角が立たないのでオススメです。
- Sorry, but I have to go.(ごめんね、もう行かなくちゃ)
- Look at the time!(もうこんな時間だ!)
- I have an appointment today.(今日はアポがあるんです)
などなど、一言添えるだけでだいぶ礼儀正しく聞こえます。そして別れの一言も、しっかり伝えましょう。
- See you later(またね)
- We can talk later.(また話そう)
laterを添えるとまたね、というニュアンスを追加できるのでオススメです。